眼科

センターのご紹介

 当センターは、2019年11月5日から診療を行っています。当センターでは、白内障・網膜硝子体疾患・緑内障・角結膜疾患・ぶどう膜炎・眼瞼疾患など一般的な眼疾患の診断と治療を行っています。とりわけ、白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術を専門としており、重症例でも対応可能です。また、加齢黄斑変性・黄斑浮腫などに対する抗VEGF療法も行っております。急性緑内障発作、網膜剥離など緊急手術が必要な疾患についても可能な限り対応します。

 近隣医療施設の先生方におかれましては、平素より地域連携室を通して多くの患者さんをご紹介いただきありがとうございます。当科は病診連携を密接に行ってまいりますので、治療後に病状が安定しましたら、自宅近くの開業医の先生に診察をお願いしたいと考えております。病状が悪化すれば再度ご紹介いただければ幸いです。

対象疾患

外来

  • 眼科疾患全般

手術

  • 白内障
  • 水晶体脱臼
  • 眼内レンズ脱臼
  • 緑内障
  • 前眼部疾患(翼状片、結膜弛緩症など)
  • 網膜硝子体疾患全般
     (糖尿病網膜症、黄斑前膜、黄斑円孔、網膜剥離、網膜静脈閉塞症など)

主な検査・治療機械

 眼科外来では、最新の検査機器を豊富に揃えて診断能力を高めています。なかでも、網膜の微細な構造を解析できる光干渉断層計(OCT)、前眼部OCT、超広角眼底撮影システムを導入することで、今まで診断に苦慮していた疾患を的確に診断・治療に結びつけることが可能となりました。

 眼科専用手術室は2室あり、白内障手術装置2台(Alcon社製Centurion®、AMO社製Signature®)、硝子体手術装置(Alcon社製Constellation®)、手術用顕微鏡2台(Carl Zeiss社製Lumera T®)を備えています。白内障手術は、2.2~2.4mmの小切開水晶体再建術を行っています。網膜硝子体手術では、世界最先端の極小切開(傷口の直径0.4㎜)である27ゲージシステムと非接触型広角眼底観察装置(Carl Zeiss社製Resight®)を用いています。緑内障手術は、トラベクロトミー、トラベクレクトミーを行っています。

手術機器

  • 白内障手術装置(Alcon社製Centurion・AMO社製Signature)
  • 硝子体手術装置(Alcon社製Constellation)27ゲージシステム
  • 手術用顕微鏡(Carl Zeiss社製Lumera 2台・非接触型広角眼底観察装置Resight)
  • 3D Visual System(Alcon社製NGENUITY)
  • SLT/YAGレーザー
  • 網膜光凝固装置(マルチカラーパターンレーザー)(NIDEK社製)
硝子体手術装置
3Dビジュアルシステム
SLT/YAGレーザー

自覚的視機能検査

  • コントラスト感度視力、動的・静的視野検査、ヘスチャートなど

他覚的視機能検査

  • 網膜電図(ERG)、眼圧測定器(非接触型、接触型(アイケア))
  • 光学的生体測定装置(IOL Master 700)
  • 波面センサー
光学式生体測定装置

カメラ・画像解析装置

  • 超広角走査型レーザー検眼鏡(Optos)
  • 前眼部OCT(CASIA2)
  • 網膜三次元解析装置(SS-OCT)(Triton)
  • 光干渉断層血管撮影
  • 眼底自発蛍光撮影
  • フルオレセイン蛍光眼底造影
  • インドシアニングリーン赤外眼底造影
SS-OCT
超広角走査型レーザー検眼鏡
手術室
リカバリー室