世界初となる天井照明型手術室「オペルミ®」を使用した手術を実施しました
2025.1.17
大阪けいさつ病院では、令和7年1月8日に世界初となる、天井照明型手術室「オペルミ®」を使用した第1例目の手術を心臓血管外科 部長 秦 雅寿 医師執刀のもと実施致しました。
オペルミ®は、従来の手術室にある無影灯を必要としない、天井全面に無影灯と同等の照明機能を持たせた手術室です。術野を照らす可動式の高輝度、高演色の50基の自動シューティングライトと、手術室全体を均等に照らすフルカラーLEDの68基の導光板パネル照明を組み合わせることで、無影環境を実現します。これにより従前の手術室で起きていた無影灯の熱による術者への負荷が低減され、また、手術室の気流改善により感染リスクを低減し、手術環境を良好に保つことができます。
当日執刀をした秦部長からは、「大動脈弁形成術という繊細かつ高難度の手術でしたが、ストレスなく施行することができました。」とコメントがあり、こうした手術環境の改善から手術への好影響が見込まれ、よりよい医療の提供につながることが期待されます。今後はその他の診療科における手術においても積極的にオペルミ®を使用していきます。
当院は、最先端の医療機器や設備を駆使し、大阪から日本の医療をリードしてまいります。
■執刀中の様子
■オペルミ手術室
心臓血管外科のページはこちら
尚、本件に関する取材のご依頼は、大阪けいさつ病院 経営企画課までお問合せください。 電話:06-6771-6051(代表)