遺伝性腫瘍パネル検査(自費診療)を開始しました
2025.12.16
遺伝相談外来にて、米国FDA(米国食品医薬品局)で承認されている遺伝性腫瘍パネル検査を導入しました。(自費診療となります。)
この検査では、代表的ながんに関連する70種類の遺伝子を一度に調べることが可能です。
検査を受けることで、将来的に発症しやすいがんの種類を把握し、定期的な検査や遺伝に関するご相談につなげることができます。

詳細は遺伝相談外来ページをご参照ください。
遺伝相談外来の目的は、「ご自身および血縁のあるご家族の健康を守る」ことです。今後も医学の発達により、ますます病気の原因が解明されていくでしょう。その原因の中に「遺伝」が関与している場合、関連する遺伝子が明らかになれば、将来ご自身がかかる可能性のある病気や病気になり始める年齢がわかります。定期的にかつ重点的に人間ドックなどで検診を受けることで、早期発見ができます。「うちの家系はがんがん家系かなぁ」と、疑問や不安がありましたらご相談ください。臨床遺伝専門医が対応いたします。
がん診療センター 乳腺内分泌外科
臨床遺伝専門医 吉留 克英