大阪初となる最新手術支援ロボット「ダビンチ5」を用いた子宮脱・直腸脱手術を実施しました
2025.9.8
令和7年9月1日月曜日、手術支援ロボットの最新機種「ダビンチ5」を使用した子宮脱・直腸脱に対する腹腔鏡下仙骨腟固定術+直腸固定術(wells法)を、女性骨盤底センター 本郷 祥子 副部長執刀のもと実施致しました。
ダビンチ5の特徴
① ダビンチ5専用鉗子を用いた「フォースフィードバック機能」により、よりリアルな触覚で、術者の操作精度の向上が見込まれます。
②効率的な低侵襲手術の実現150以上の設計みなおしによってより効率的なワークフローを実現し、術者の自律性が高まり、手術時間の短縮とラーニングカーブの早期向上が期待されます。*
③AIによる術後評価と改善手術データの解析により、術後の経過や治療方針の最適化が可能となります。
*第4世代モデルダビンチXiとの比較
執刀医 女性骨盤底センター 本郷 祥子 副部長のコメント
「完全子宮脱と直腸脱を併発している患者様に対してダビンチ5を用いて、仙骨膣固定術+直腸固定術(wells法)を消化器外科の先生と共に施行しました。
最先端のロボットは触覚を感じる為、より繊細な手術が可能で患者様への負担が少ない治療と実感しました。今後もより良い治療を提示していけるよう、努めて参ります。」
![]() コンソールを操作中の本郷 祥子 副部長 |
![]() 手術中の様子 |
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