日本初となる最新手術支援ロボット「ダビンチ5」を用いた子宮全摘出手術を実施しました
2025.8.4
令和7年7月28日月曜日、日本初となる手術支援ロボットの最新機種「ダビンチ5」を使用した子宮全摘出手術を婦人科副部長の細井 文子 医師執刀のもと実施致しました。
当院では、7月19日土曜日、今月発売された”ダビンチ5”を導入いたしました。今回手術で使用したこのロボットは米国製の手術支援ロボットで、第4世代の旧モデルである「ダビンチXi」の次世代モデルとなります。
ダビンチ5の特徴
① ダビンチ5専用鉗子を用いた「フォースフィードバック機能」により、よりリアルな触覚で、術者の操作精度の向上が見込まれます。
②150以上の設計みなおしによってより効率的なワークフローを実現し、術者の自律性が高まり、手術時間の短縮とラーニングカーブの早期向上が期待されます。*
③AIによる術後評価と改善手術データの解析により、術後の経過や治療方針の最適化が可能となります。
*第4世代モデルダビンチXiとの比較
執刀医 細井 文子 副部長のコメント
「日本初となるダビンチ5を用いた婦人科手術を経験し、画像の鮮明さや開放的なコンソール設計による術中のコミュニケーションのしやすさなど、大きな進化を感じました。また、触覚に近いフィードバックやAI解析機能により、より繊細な操作が可能になるだけでなく、術後の振り返りや教育面にも新たな可能性を感じています。新たな技術と出会えたことに感謝しています。」
![]() コンソールで操作をする細井 文子 副部長 |
![]() 手術中の様子 |
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