ご来院の皆さまへ

迷惑行為について

当院では、次のような迷惑行為があった場合には、診察をお断りし、退去していただくことがあります。
患者さんの安全を守り、診察を円滑に行うとともに最善の医療を提供するためにも、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

 【施設管理規程】はこちら

輸血・血液製剤拒否に関する当院の方針について

当院では、輸血・血液製剤を拒否される患者さんに以下のように対応いたします。

  1. 輸血を拒否される患者さんに対して、「相対的無輸血」(注1)で対応します。可能な限り、輸血を行いませんが、輸血以外救命手段がないと判断した場合は輸血を行います。
  2. 不必要な輸血は行ないません。しかし、生命を救うため輸血が必要である場合、その必要性と輸血を行わない場合の危険性等を充分ご説明いたします。
  3. 相対的無輸血治療に同意いただけない患者さんには転院をお勧めします。 転院に応じられない場合や転院できなく継続入院される場合は、相対的無輸血で対応させていただきます。
  4. 輸血拒否の意向をお持ちの患者さんに対して、そのことを理由に診療を断りません。
  5. 患者さんが持参する免責証書や「絶対的無輸血」(注2)に同意する文書には、署名いたしません。
  • (注1)相対的無輸血とは、患者さんの意思を尊重して可能な限り無輸血治療に努力するが、「輸血以外に救命の手段がない」事態に至った場合、輸血を行うという立場・考え方
  • (注2)絶対的無輸血とは、患者さんの意思を尊重し、たとえいかなる事態になっても輸血をしないという立場・考え方

大阪警察病院 倫理委員会、医療安全管理委員会

シニアカー、電動車いすをご利用の皆様へ

2020年11月2日より、当院では院内安全の観点から院内におけるシニアカーおよび電動車イスの利用を下記の通り定めさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、患者さんと職員の安全への配慮について、ご理解ご協力をお願いいたします。

シニアカーのご利用について

院内へのシニアカーの乗り入れを禁止させていただきます。
シニアカーをご利用の方は車イスへお乗り換えください。
お手伝いが必要な方は、病院スタッフへお声かけください。

電動車イスの利用について

院内利用ルール

  • 院内では時速2km以下で利用する
  • 前を歩く人を追い越さない
  • 廊下や曲がり角、診察室の出入り口付近では一旦停止

院内では周囲の状況をご確認いただき、安全にご利用ください。

 
 

 

包括同意のご理解とご協力のお願い

当院では、より良い医療を提供するため患者さんを対象として、診断や治療法の開発、病気の原因を医学的に研究する臨床研究を推進しています。
包括同意とは、患者さんの検査や治療のために採取された後に残った血液や組織など、またそれらに付随する診療情報を、「医学教育」や「研究目的」に利用することについてご同意いただくことです。

当院では、上記についての意思表示書の記入をお願いしております。不同意の意思表示、途中での同意撤回はご自由です。不同意や同意を撤回されても診療に不利益を被ることはありません。
尚、患者さんの個人情報やプライバシーが十分保護されている点を含め、当院の倫理委員会の審査を経て承認を受けた研究のみに使われます。

詳しい説明については【こちら】をご覧ください。

携帯電話のご利用について

当院では、患者さんの利便性の向上のために院内での携帯電話の使用について検討してきました。以前より懸念されてきたペースメーカーなどの医療機器に対する影響も、総務省による「医用電気機器への電波の影響を防止するための携帯電話端末等の使用に関する指針」の結果、一定の条件を守って使用すれば大きな問題が無いことも判明しました。以上のことから、2007年7月より院内での携帯電話の使用について一部区域で使用可能としました。

ご利用にあたって

  • 院内では必ずマナーモードとし、着信音が鳴らないようにお願いします。
  • 通話する場合は必ず指定通話エリアをご利用いただき、大声での通話はご遠慮下さい。
  • 使用禁止エリアでは電源をお切り下さい。
  • 患者さんのプライバシーに配慮する上で、院内での写真撮影はご遠慮下さい。
  • 携帯電話による通話は朝7時~夜10時とし、それ以外の時間帯はメールのみ可能とします。
  • 歩きながらの携帯電話・スマートフォンのご使用は大変危険ですのでご遠慮ください。

お願い

  • 他の患者さんの迷惑にならないようマナーを守ってご使用下さい。
  • 使用可能区域でも近くに(1m以内)に医療機器がある場合は使用をご遠慮下さい。
  • 使用可能区域でも安全のため携帯電話の使用を禁止する場合がありますのでご了承下さい。

ペースメーカーをご使用の方へ

電波環境協議会及び総務省による植込型ペースメーカー全機種における携帯電話の干渉距離の調査の結果、最大のもので15㎝であることが判明し、指針として22㎝離すことにより安全であることが発表されています。また万が一、ペースメーカーが使用中の携帯電話に接近し、影響を受けた場合でも、離れることで直ちに正常に作動することが確認されておりますが、不調を感じられた場合にはお近くの職員にお申し出下さい。