地震検知システム「ユレーマス(Yure-Mass)」について

大阪けいさつ病院(大阪国際メディカル&サイエンスセンター)は、大阪商工会議所と各企業との実証プロジェクト企画として、直下型地震や近隣で発生する地震に備えるため、地震検知システム「ユレーマス(Yure-Mas)」(ミエルカ防災)の実証実験を医療機関として初めて開始しました。

「ユレーマス」は、気象庁の緊急地震速報よりも早く揺れを検知し、揺れる前にエレベータや医療機器などを自動制御できる先進システムです。これにより、地震発生時の被害を最小限に抑え、医療継続性と安全確保を図ることができます。

また、本実証は、南海トラフ巨大地震や上町断層帯地震のリスクを抱える大阪において、民間防災技術の有効性を示すモデルケースとして位置づけられています。今後も地域社会と連携し、都市の強靭化と住民の安心の実現に貢献してまいります。

 

① 災害拠点病院として

②病院の地震災害リスク対策

③実証システム

ユレーマスで確保する8.7秒(阪神大震災)2.8秒(大阪北部地震)

問合せ先

・大阪けいさつ病院 施設課長 福井健太郎 Phone:06-8196-5589(代表)