お知らせ

最新の血管造影装置(アンギオ)を世界で初めて導入しました!

2025.1.30

脳神経外科

今回新病院に導入された血管撮影装置はフィリップス社製の最新機種(Azurion 7 B20/15 Rel.3.0)で、世界で初めて当院に導入されました。この装置は頭部や腹部、心臓、下肢など全身の血管治療に幅広く対応します。

脳領域における利点として、デジタルズーム、マーキング機能、ヘリカルコーンビームCTがあります。注目したい部位を容易に拡大できるデジタルズーム機能は細部の状態把握、マーキング機能は治療チームの情報共有をサポートし、より正確で確実な治療に貢献します。

また、最新機能のヘリカルコーンビームCTでは、一般の頭部CTの画像に引けを取らない鮮明な画像が得られ、脳血管内手術後に行っている頭部CT検査をこの装置1台で代用することができます。これらの機能は緊急対応が必要な脳卒中治療において、正確で安全、そして円滑な治療をサポートしてくれます。

脳卒中センターでは最新の医療機器を活用して、地域の脳卒中診療に貢献してまいります。

脳卒中センター  明田 秀太)

血管造影装置(アンギオ) Azurion 7 B20/15 Rel.3.0 新アンギオ装置を使用した脳血管内治療の様子

脳神経外科のページはこちら

尚、本件に関する取材のご依頼は、大阪けいさつ病院 経営企画課までお問合せください。
電話:06-6771-6051(代表)